柔道男子日本代表の井上康生監督は25日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿中に取材に応じ「世界選手権で3階級を制し、課題の重い階級で結果も出た。来年の五輪へ非常に弾みがついた」と一年を総括した。
年内最後の合宿は筋力トレーニングや講習会が中心。ロンドン五輪後の秋に就任した井上監督はリオデジャネイロ五輪に向け「海外勢が全てを懸けてくる。1分1秒たりとも油断せずに臨まなければ勝っていけない」と気持ちを引き締めた。
8月の世界選手権を制した73キロ級の大野将平(旭化成)は「最低限の目標は達成できた」と振り返った。(共同)
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