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2015.10.05 選手強化

カードのポイントで選手を支援 「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」記者発表会を開催

カードのポイントで選手を支援 「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」記者発表会を開催
世界初の試みとなる寄付プログラムがスタート(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は9月29日、オリンピックを目指すトップアスリートの強化支援をするための寄付プログラム実施に関する記者発表会を、味の素ナショナルトレーニングセンターで行いました。

 ワールドワイドオリンピックパートナーであるVisaの協力のもと実現した「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」は、自身の保有するビザカードのポイントを148のビザカード発行会社(9月29日時点)より寄付できる仕組みです。ポイントは現金換算された上でビザカード発行会社よりJOCへ寄付され、JOCがリオデジャネイロオリンピック実施競技団体へ分配。オリンピックや世界選手権などで活動するアスリートのサポートに活用します。

カードのポイントで選手を支援 「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」記者発表会を開催
平岡英介JOC専務理事(写真:アフロスポーツ)
カードのポイントで選手を支援 「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」記者発表会を開催
リカルド・フォートVisa Inc.シニアバイスプレジデント(写真:アフロスポーツ)

 会見冒頭に主催者を代表してあいさつを行った平岡英介JOC専務理事は、協力企業であるVisa Inc.並びにビザカード発行会社各社に感謝し、「このプログラムがリオデジャネイロオリンピックを目指すトップアスリートの強化に大きく役立つだけでなく、力強い声援としてトップアスリートの背中を押すことになると確信しています。来年の2016年、リオデジャネイロオリンピック日本代表選手がそれぞれの実力を遺憾なく発揮できるよう、オリンピックのワールドワイドパートナーであるVisa様ご協力のもと、各競技団体、その他の関係団体とともに全力で目標に向けまい進して参ります」と述べました。

 続いて協力企業を代表し、リカルド・フォートVisa Inc.シニアバイスプレジデントが登壇。「今回の寄付プログラムを通してカード発行会社の皆さまとともに大きなうねりを作り上げ、日本での一層のオリンピック・ムーブメントの浸透に寄与していきたい」と述べ、「このプログラムが日本のアスリートの強化育成につながり、リオデジャネイロオリンピックをはじめ、2018年の平昌オリンピック、2020年の東京オリンピックにおける日本代表選手の、より多くのメダル獲得につながることを願っております」とあいさつしました。

カードのポイントで選手を支援 「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」記者発表会を開催
室伏広治選手(写真:アフロスポーツ)
カードのポイントで選手を支援 「JOCオリンピック選手強化寄付プログラム with Visa」記者発表会を開催
渡部香生子選手(写真:アフロスポーツ)

 次にアスリートを代表して2選手が登場。初めにJOC理事を務める室伏広治選手(陸上競技)が「リオデジャネイロオリンピックでは28競技が行われますが、その中には強化面でサポートが十分でない競技団体や選手もいます。リオに向けて1人でも多くの選手がメダルを獲れるように、そして東京オリンピック・パラリンピックに向けても寄付がつながりますよう、多くの皆さんにご支援いただきたいと思います」と呼びかけました。

 そして、今回新たに「Team Visa」の一員としてVisaとともにオリンピック・パラリンピックを盛り上げる立場となった、世界水泳女子200m平泳ぎ金メダリストの渡部香生子選手が登壇。緊張の面持ちながらも「周りの若い選手たちの中には、競技環境が整わずに苦労している選手がたくさんいます。このプログラムをきっかけに、アスリート支援はもちろん、オリンピックを目指す若いアスリートの励みにもなってもらえればいいなと思います」と支援を訴え、「私自身はリオデジャネイロオリンピックでより良い色のメダルを取ることを目標に、これから1年間頑張っていきたいと思います」とオリンピックに向けた意気込みを力強く述べました。

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