日本オリンピック委員会(JOC)は、オリンピックを目指すトップアスリートの強化支援をするための寄付プログラムを、ワールドワイドオリンピックパートナーであるVisaの協力のもと新たに実施します。
本プログラムではビザカード保有者を対象に、ご自身の保有するカードのポイントを、現在、ご賛同いただいているビザカード発行会社より寄付することができます。寄付いただいたポイントは現金換算され、ビザカード発行会社よりJOCへ寄付されます。寄付金はJOCを通じてリオデジャネイロオリンピック実施競技団体へ分配し、オリンピックや世界選手権などで活動するアスリートのサポートに活用します。このような取り組みは、各国のオリンピック委員会では世界で初めての試みとなります。
9月29日には味の素ナショナルトレーニングセンターで記者発表が行われ、平岡英介JOC専務理事とリカルド・フォートVisa Inc.シニアバイスプレジデント、さらにアスリートを代表して室伏広治選手と7月の世界水泳で金メダルを獲得した渡部香生子選手が出席。平岡専務理事は主催者あいさつで「この寄付プログラムが、リオデジャネイロオリンピックを目指すトップアスリートの強化に大きく役立つだけでなく、力強い声援としてトップアスリートの背中を押すことになると確信しています」と述べ、来年のリオデジャネイロオリンピックでメダル獲得を目指す渡部選手は「周りの若い選手たちの中には、競技環境が整わずに苦労している選手がたくさんいます。このプログラムをきっかけに、アスリート支援はもちろん、オリンピックを目指す若いアスリートの励みになってもらえればいいなと思います」とコメントしました。
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