石川県能美市で行われた全日本競歩能美大会の男子20キロで世界新記録を樹立した同市出身の鈴木雄介選手(27)=富士通=は17日、同県庁を訪問し、谷本正憲知事に「今年から世界大会が三つ続くので、すべて金メダルを取り記録を伸ばしたい」と抱負を述べた。
鈴木選手は、にこやかな表情で「チャンスがあれば(世界新を)狙おうと考えていた。今回の記録は通過点」と大会を振り返った。谷本知事は、今夏の世界陸上や16年リオデジャネイロ五輪での活躍を期待し、エールを送った。
今回の世界新は、北陸新幹線の金沢延伸開業から一夜明けた15日の快挙。鈴木選手は「運命を感じる」と語った。(共同)
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