日本オリンピック委員会(JOC)は11月8日、大阪市此花区の舞洲スポーツアリーナで「2014オリンピックデーラン大阪此花大会」を開催しました。
オリンピックデーランは、6月23日のオリンピックデーを記念し、オリンピック・ムーブメントの普及・啓発を目指して全世界で行われているオリンピックデーイベントの一つです。日本では、オリンピアン(オリンピック出場経験者)と参加者がジョギングを中心としたさまざまなプログラムを楽しむイベントとして、1987年より全国各地で実施しています。
今回の大阪大会には、のべ1,442名が参加。最高気温18.2度と暖かな気候にも恵まれ、オリンピックふれあいアンバサダーの宮下純一さん(水泳・競泳)、朝原宣治さん(陸上競技)、武田大作選手(ボート)、朝日健太郎さん(ビーチバレー)、中西真知子さん(トライアスロン)、三星マナミさん(スキー・フリースタイル)のオリンピアン6名とともにジョギング、トークショーなどを楽しみました。
開会式では主催者代表の西原昇大阪市此花区区長があいさつし、続いてJOC代表として大塚眞一郎理事が竹田恆和会長のメッセージを代読しました。JOC旗を手にオリンピアンが会場に入場すると、参加者からは大きな拍手が湧きました。
オリンピアンは準備体操「ドナルド体操」で体をほぐしながら、参加者たちと積極的にコミュニケーション。
会場の雰囲気が温まったところでジョギングがスタートし、ゴール時にはオリンピアンとドナルドが参加者をハイタッチで迎えていました。
ジョギング後のオリンピアントークショーでは、熱心に耳を傾ける子どもたちの前で、司会を務めた宮下さんが参加オリンピアンの経歴・競技に対する思いを紹介しました。
さらに質問コーナーでは、参加者の中から4人がステージ上に立ちオリンピアンに質問を直接投げかける場面も。
質問が採用された4人には、オリンピアンとの記念写真とサイン入り色紙が贈られました。
デーランプログラムのラストはサイン会。司会の宮下さんとの“じゃんけん”を勝ち抜いた83名にオリンピアンが直接サインしました。
楽しく会話をしながらのサイン会に参加者の表情には笑顔があふれていました。
また、受付周辺では体験型食育ゲーム「ドナルドスペシャルプログラム」が行われ、常に多くの人で賑わったほか、デーラン終了後はMKBの祭典2014として、MKBスポーツイベント(50m走・ヘキサスロンリレー・玉入れ)、中西さんによるランニング教室などが行われました。
関連リンク
CATEGORIES & TAGS