日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、パラアスリート(パラリンピックを目指す選手)でアルペンスキーの小池岳太選手が「株式会社JTBコミュニケーションズ」に、パワーリフティングの西崎哲男選手が「株式会社乃村工藝社」に採用されました(ともに2014年11月1日付入社)。
JOCと日本パラリンピック委員会は今年8月、パラリンピックを目指す強化指定選手の就職を支援する協定を締結。小池選手と西崎選手は、協定締結後の「アスナビ」活用による初のパラアスリート採用決定選手となります。
これにより、アスナビでの採用は35社48名となりました。
※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
3度のパラリンピック出場経験を持つ小池選手は、「次の平昌パラリンピックへ挑戦するためには、これまで以上の練習環境向上が急務でした。その中でJTBコミュニケーションズ様とご縁があり、私の目標に対して最大限のサポートをいただけることとなりました。現在、アルペンスキー競技とともに、新たに自転車競技にも挑戦しています。必ず結果を出し、応援してくださる皆様に恩返しするとともに、一社員としても会社に貢献していくよう誠心誠意努力して参ります」とコメントを発表し、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての障害者スポーツ環境向上への貢献にも意欲を示しました。
西崎選手は「この度ご縁があり、アスナビの支援を通じて株式会社乃村工藝社様に採用いただくことができました。障害者スポーツに理解があり、(2020年の)東京パラリンピックに向けて競技に集中できる環境を提供していただいたことに感謝しています。これからは、社員の皆様と夢と目標を共有し、応援していただけるようこれまで以上に努力していきます」と、感謝の思いを語りました。
JOCは、今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
関連リンク
CATEGORIES & TAGS