レスリングの2012年ロンドン五輪男子フリースタイル55キロ級で銅メダルを獲得した湯元進一(自衛隊)が5日、埼玉県和光市総合体育館で行われた全日本社会人選手権で五輪以来の実戦に臨み優勝した。新たな階級区分で57キロ級に出場し、12月の全日本選手権の出場権を得た。
29歳の湯元は昨年3月から陸上自衛隊の幹部候補生学校で学び、今年1月にマットに戻って本格的な練習を再開。5試合のうち4試合でフォール勝ちか、テクニカルフォール勝ちを収め「これだけやれたのは収穫」と満足そうに話した。2年後のリオデジャネイロ五輪をにらみ「それしかない」と金メダルを誓った。(共同)
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