2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の構想を審議する有識者会議が28日、東京都内で開かれ、周辺環境との調和に配慮して建物の高さを昨年11月の計画から5メートル低くした日本スポーツ振興センター(JSC)の基本設計案を承認した。巨大で景観を損ねるとの批判を受け、75メートルから70メートルに変更した。
解体費を含めた総工費は1692億円で、これまでの見通しから変更はなかった。
グラウンドの芝生育成にも考慮し、太陽光を採り入れるために屋根の南側に透過性の高い素材を使い、大雪に備えて融雪装置を設置する。(共同)
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