日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、レスリングの大坂昂選手、テコンドーの山田勇磨選手が「三菱電機株式会社」に採用内定しました(入社日:2014年4月1日付)。これでアスナビでの採用は24社31名(夏季競技15名、冬季競技16名)になっています。詳細はページ下部、関連リンクの「アスナビ」ページをご参照ください。
また今回、パラアスリート・アーチェリーの上山友裕選手も同社に内定しました。
山田選手と上山選手は、昨年12月5日に開催された説明会に出席。経済同友会メンバーらに対するプレゼンテーションを通じて、競技や就職への思いをアピールしました。今回の内定を受けて3選手はそれぞれ下記のコメントを発表しています。
■大坂昂選手(レスリング)
「このたびご縁があり、三菱電機株式会社様から内定をいただくことができました。競技を続けることができないアスリートが何人もいる中、理解ある企業様に内定をいただくことができたことに本当に感謝しています。4月から環境が変わりますが、社会人としての誇りを持ち、社会人、競技者として成長できるように努力します」
■山田勇磨選手(テコンドー)
「このたびご縁があり、アスナビの支援を通じて三菱電機株式会社様から内定をいただくことができました。テコンドーは日本国内ではマイナー競技ですが、競技に集中できる環境を作っていただいたことに感謝いたします。これからは会社の一員として、オリンピック出場を目標とし、仕事と競技の両立をさせたいと思います」
■上山友裕選手(パラアスリート・アーチェリー)
「これまで競技の練習時間も十分に取れないまま大会に参加する状態でしたが、このたび競技優先の業務を認めて採用していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。これからは、社員としてもアスリートとしても会社に貢献し、たくさんの人に応援していただけるようにがんばります。また、オリンピック、パラリンピックでのメダル獲得を目指すアスリートを同時に採用していただけた事で、2020年東京に向けて良いスタートが切れたと思っています」
JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。
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