ソチオリンピックのスケート・ショートトラックに出場する日本代表選手が6日、オリンピックパークに隣接するメインプレスセンターで記者会見を行いました。2度目のオリンピックとなる男子1000m・1500mの高御堂雄三選手や、女子1000mや3000mリレーなどでメダルを狙う酒井裕唯選手、伊藤亜由子選手ら、合計8名の選手が大会を前に抱負を語りました。
■岩島直巳監督
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今シーズンはじめ、上海でのワールドカップで坂爪(亮介)選手が骨折する事故がありました。また、伊藤亜由子選手も脱臼するなど、不幸な出来事がたくさんありました。しかしながら、それ以降、12月の最終選考会で選ばれた選手が、現在まで非常にハードなトレーニングを積んでいます。また、このソチに来てから選手のコンディションも非常に上向いています。選手のみんなに力を存分に発揮してもらいたいというのが私の願いです。
<男子>
■坂下里士選手
この素晴らしい舞台で、500mの金メダルを取るチャンスがめぐってきているので、しっかりとその目標に向かって金メダルを取りたいですし、このロシアでのオリンピックを自分で良いものにしたいと思います。
■高御堂雄三選手
バンクーバーからの4年間、メダルを見据えた練習をしてきて、今回、その舞台に出場することができます。1500mが自分の中での狙い種目なのですが、そこで今までやってきた4年間の厳しい練習など(の成果)をしっかり発揮できるように、100%の調整をして、試合に臨みたいと思います。
■坂爪亮介選手
今回が初めてのオリンピックなので、思い切ったレースができたらと思います。目標は金メダルです。一生懸命、頑張ります。
<女子>
■酒井裕唯選手
今回のオリンピックは、4年前のバンクーバーですごく悔しい思いをした、そのリベンジだと思います。日本チーム一丸となってメダルを目指していきたいです。個人種目でもメダルを狙います。日本に笑顔で帰れるように頑張りたいです。
■伊藤亜由子選手
前回のバンクーバーオリンピックでメダルを獲得することができなかったので、今回、得意の1000mでメダルを目指して頑張りたいと思います。
■桜井美馬選手
しっかりと準備はできたので、リラックスと良い緊張感を持って、悔いのないようにレースをしたいです。3000mリレーは一番メダルに近い種目なので、しっかりとみんなで一丸となってメダルを目指したいと思います。
■清水小百合選手
今回は、悔いの残らないように思い切ったレースがしたいと思います。
■菊池萌水選手
準備はできてきているので、自分らしい滑りをしっかりしたいです。3000mリレーでは私たちらしい滑りで、力をしっかり出し切ってメダルを取りたいと思います。
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