日本オリンピック委員会(JOC)は6日、パナマ・オリンピック委員会とパートナーシップ協定を結びました。JOCはスポーツ分野での友好関係を発展させるために、海外の国内・地域オリンピック委員会(NOC)とパートナーシップ協定を結び、オリンピック・ムーブメントに関する情報の共有や、選手、指導者の交流、互いのアンチ・ドーピングに対する組織的な活動の義務付けなどを実施しています。これでJOCが協定を締結したNOCは30カ国・地域となりました。
調印式には、JOCから竹田恆和会長と役員・関係者、パナマ・オリンピック委員会からはカミロ・アマド会長とサンチェス・リバース国際オリンピック委員会(IOC)委員らが出席。竹田会長は「両国がスポーツを通じて親善を尽くし、互いの発展につながることを願います。2016年のリオデジャネイロオリンピックの前にパナマを合宿地として利用できるというお話もいただきました。2020年にはパナマ代表選手に日本の施設をご活用できるとようにしたいと思います」とコメントしました。
アマド会長は「味の素ナショナルトレーニングセンターなどを視察し、本当に驚きました。パナマの選手が日本に来るだけでなく、日本に対して様々な扉を開けて、積極的に交流したいと思います」と述べ、リバースIOC委員は「この交流で成長した我が国の選手が、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでメダリストになることを願います」と7年後への期待を語りました。
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