日本オリンピック委員会(JOC)は11月9日、岩手県田野畑村の田野畑村民体育館で「オリンピックデー・フェスタ in 田野畑」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回のフェスタはふれあい運動会を開催。シンクロナイズドスイミングの鈴木絵美子さん、ボクシングの清水聡さん、新体操の田中琴乃さん、スキー・フリースタイルの逸見佳代さん、スノーボードの鶴岡剣太郎さん、リュージュの小口貴久さんという6人のオリンピアンが参加し、田野畑村の皆さん50人と交流しました。
開会式ではオリンピアンを代表して清水さんがあいさつに立ち、「『全力でスポーツに挑戦をする』という気持ちを胸に、この時間を楽しみましょう」と参加者に呼びかけました。
そして運動会がスタート。今回は鈴木さんと小口さんがイエロー、逸見さんと鶴岡さんがブルー、田中さんと清水さんがグリーンのリーダー役を務め、3チームによる対抗戦が行われました。「しっぽ取り」、「大玉転がし」、「ボール運び」、「綱引き」の4種目で争われ、幅広い世代から集まった田野畑村の皆さんとオリンピアンの歓声が会場に響きました。
運動会後には、表彰式が行われ、1位のブルー、2位のイエロー、3位のグリーンには田野畑村の石原弘村長からそれぞれ金・銀・銅のメダルが贈られました。そして、恒例となった「つながる火」を逸見さんが紹介。最後にオリンピアンからのあいさつとなり、鶴岡さんは「チーム一丸となって全力で取り組んだことにより、とてつもない『力』が出たと思います。今後も仲間・家族・近くにいる人と協力することで『大きな力』になるので、がんばっていきましょう」と呼びかけました。
フェスタ終了後には田野畑村が普及を目指している室内版カーリングの「カローリング」体験会が行われ、参加者の皆さんとオリンピアンは笑顔で楽しんでいました。
「オリンピックデー・フェスタ in 田野畑」開催概要
■日時:2013年11月9日(土)10:00〜12:30
■会場:田野畑村民体育館
(岩手県田野畑村和野278-1)
■参加オリンピアン
・鈴木絵美子(水泳/シンクロナイズドスイミング)
・清水聡 (ボクシング)
・田中琴乃 (体操/新体操)
・逸見佳代 (スキー/フリースタイル)
・鶴岡剣太郎(スキー/スノーボード)
・小口貴久 (リュージュ)
■プログラム:ふれあい運動会
(しっぽ取り競争、大縄跳び、綱引きなど)
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