日本オリンピック委員会(JOC)は10月27日、岩手県岩泉町のふれあいらんど岩泉で「オリンピックデー・フェスタ in 岩泉」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回のフェスタは地元主催の「第1回龍泉洞リレーマラソン大会」と合同で開催。競泳の宮下純一さん、バレーボールの大山加奈さん、トライアスロンの上田藍さんという3人のオリンピアンが参加し、岩泉町の皆さん108人と交流しました。
開会式ではオリンピアンが地元の小学生とともに入場。恒例となった「つながる火」を上田さんが点火し、フェスタの開会を宣言しました。
地元代表によるあいさつ、準備運動につづいて前半のリレーマラソン大会がスタート。1周2kmの周回コースを宮下さん、大山さんは1周、上田さんは7周走りました。青空の下、オリンピアンと参加者は岩泉町の自然あふれるコースを笑顔で駆け抜け、気持ちよさそうに汗を流していました。
後半のフェスタではふれあい運動会を実施。各オリンピアンが率いる3チームに分かれ、しっぽとり競争と大玉転がしの2種目が行われました。幅広い世代の参加者が集まった今回のフェスタ。各チームとも綿密に作戦を立ててから競技に臨んだことで、2種目とも競り合いの展開になり、会場は大いに盛り上がりました。
閉会セレモニーでは表彰式に続いて恒例となった「つながる火」の採火が行われ、宮下さんが次回開催地・岩手県「大船渡」につなげることを誓いました。最後にオリンピアンを代表してあいさつに立った大山さんは、「皆さんは今日も参加して、スポーツを楽しみました。これからは周りの皆さんも巻き込んで笑顔でスポーツを楽しんでください」と呼びかけ、フェスタを締めくくりました。
ハイライト動画
「オリンピックデー・フェスタ in 岩泉」開催概要
■日時:2013年10月27日(日)8:30〜12:50
■会場:ふれあいらんど岩泉
(岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂字大向48番地)
■参加オリンピアン
・宮下純一(水泳/競泳)
・大山加奈(バレーボール)
・上田藍(トライアスロン)
■プログラム:ふれあい運動会
(しっぽとり競争、大玉転がし)
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