日本オリンピック委員会(JOC)は10月19日、茨城県北茨城市の北茨城市民サッカー・ラグビー場で「オリンピックデー・フェスタ in 北茨城」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回のフェスタはふれあい運動会を開催。2012年のロンドンオリンピックで金メダルを獲得した小原日登美さん(レスリング)、銀メダルを獲得した杉本美香さん(柔道)、銅メダルを獲得した清水聡さん(ボクシング)に加え、宮下純一さん(水泳・競泳)、齋藤信治さん(バレーボール)、福見友子さん(柔道)が参加し、地元の子どもたち285名と交流しました。
開会セレモニーでは宮下さん、清水さん、齋藤さん、小原さん、福見さんがJOC旗、杉本さんが「つながる火」を灯したトーチを持って入場。オリンピアンを代表してあいさつに立った小原さんは「皆さんと一緒に楽しく元気に体を動かしましょう。そして、今日をきっかけに2020年東京オリンピック出場を目指す子がもっと増えてほしいと思います」と述べました。
運動会は5組に分かれて実施。宮下さんはイエロー、清水さんはグリーン、齋藤さんと福見さんはブラック、小原さんはレッド、杉本さんはブルーのリーダー役を務め、参加者たちを盛り上げました。過ごしやすい気候の中で、しっぽとり競争、大玉転がし、綱引きの3種目が行われ、各種目とも子どもたち、オリンピアンともに全力で取り組み、会場には参加者の笑顔と歓声があふれていました。
閉会セレモニーでは表彰式に続いて恒例となった「つながる火」の採火が行われ、茨城県土浦市出身の福見さんが次回開催地、岩手県大槌町「城山」につなげることを誓いました。続いて福見さんは子どもたちに「これからも大切な仲間と一緒にスポーツも勉強もがんばってください」とメッセージを送り、フェスタを締めくくりました。
ハイライト動画
「オリンピックデー・フェスタ in 北茨城」開催概要
■日時:2013年10月19日(土)13:00〜16:00
■会場:北茨城市民サッカー・ラグビー場
(茨城県北茨城市磯原町磯原1630-7)
■参加オリンピアン
・宮下純一(水泳/競泳)
・清水聡(ボクシング)
・齋藤信治(バレーボール)
・小原日登美(レスリング)
・杉本美香(柔道)
・福見友子(柔道)
■プログラム:ふれあい運動会
(しっぽとり競争、大玉転がし、綱引きなど)
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