日本オリンピック委員会(JOC)は10月6日、宮城県名取市の名取市民体育館で「オリンピックデー・フェスタ in 閖上」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回のフェスタは運動会を開催。2012年のロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した清水聡さん(ボクシング)、尾崎好美さん(陸上競技・マラソン)、小野寺志保さん(サッカー)、大山加奈さん(バレーボール)、清川卓さん(ボブスレー)という5人のオリンピアンが参加し、被災した名取市立閖上小学校・中学校の在校生と保護者、合計75人と交流しました。
開会セレモニーでは大山加奈さんがあいさつに立ち「チームワークを大事にして、金メダルを目指して頑張りましょう!」と述べました。
運動会は5人のオリンピアンが率いるチームに分かれて実施。尾崎さんはイエロー、小野寺さんはブルー、清水さんはグリーン、大山さんはレッド、清川さんはブラックとそれぞれ分かれ、しっぽとり競争、大玉転がし、ボール運びリレー、綱引きの4種目にチャレンジ。今回初めての実施となった「ボール運びリレー」では、各チームともボールを落とさないよう慎重に走る姿勢が見られました。その他の種目も、オリンピアンと参加者の歓声が会場中に響きわたり、活気あふれる運動会となりました。
閉会セレモニーでは、はじめに表彰式を行い優勝した清川さん率いるブラックと清水さん率いるグリーン、3位になった大山さん率いるレッドとそれぞれのチームにメダルが授与されました。続いて恒例となった「つながる火」を小野寺さんが紹介し、次回の開催地、茨城県の「北茨城」につなぐことを誓いました。
閉会後にはオリンピアンによるサイン会が行われたほか、大山さんが即興で中学生にバレーボールを指導するなど、最後まで盛り上がったフェスタとなりました。
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