日本オリンピック委員会(JOC)は9月28日に福島県新地町の新地町総合体育館で「オリンピックデー・フェスタ in 新地」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回のフェスタはふれあい運動会を開催。ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得したフェンシングの三宅諒さんと淡路卓さん、同じく銅メダルを獲得したボクシングの清水聡さん、ボートの岩本亜希子さん、新体操の田中琴乃さんという5人のオリンピアンが参加し、地元の小学生324人と交流しました。
開会式では清水さんがあいさつに立ち「全力で楽しんで、いい交流をしましょう!」と子どもたちに呼びかけました。今回はチーム対抗戦で行われ、岩本さんがレッド、清水さんはグリーン、田中さんはイエロー、淡路さんはブルー、三宅さんはブラックの各チームに入りました。
いよいよ運動会がスタート。最初の種目、しっぽ取り競争ではオリンピアンと児童が体育館を所狭しと駆けまわり、会場には歓声が響きわたりました。続いて大玉転がしが行われ、各チームとも仲間たちに必死に声援を送る様子が見られました。最終種目の綱引きではオリンピアンが顔を真っ赤にしながらロープを引っ張り、勝利した瞬間に飛び跳ねて喜ぶチームもありました。
結果は淡路さんのブルーが金メダル、田中さんのイエローが銀メダル、清水さんのグリーンと三宅さんのブラックが銅メダルとなりました。表彰式に続いて閉会式が行われ、恒例となった「つながる火」を淡路さんが紹介し、次回の開催地・宮城県の「石巻」へつなげることを約束。最後にオリンピアンがあいさつに立ち、清水さんは「運動でも勉強でも何か目標を一つ持って頑張ってください」と参加者によびかけ、今回のフェスタは閉幕しました。
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