日本オリンピック委員会(JOC)は25日、青森県八戸市の八戸市武道館で「オリンピックデー・フェスタ in 八戸」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回のフェスタは柔道教室を開催。講師として1996年アトランタオリンピックで銅メダル、2000年シドニーオリンピックで銀メダルを獲得した楢崎教子さん、2005年の講道館杯全日本体重別大会で優勝した岡綾子さん(ともに柔道)が参加し、地元の子どもたち89人と交流しました。
開会セレモニーでは、まず柔道場に2人が礼をして入場。フェスタ初参加の岡さんがあいさつに立ち、「私は、柔道を通して、様々なことを学び、色々な人と知り合うことができました。今日は八戸市を中心に様々な地域から参加していると聞いています。参加者同士、仲良くなって、柔道を通じて絆を深めてください」と参加者に呼びかけました。
準備運動に続いて、楢崎さん、岡さんによる柔道教室がスタート。今回は足技を中心に指導が行われ、参加した子どもたちは、時折笑顔を見せながらも真剣な表情で稽古に励みました。実技指導終了後は質疑応答の時間となり、子どもたちは柔道の技に関する質問から、トップアスリートの食生活に関するものなど様々な質問を行い、2人も笑顔で答えていました。
閉会セレモニーでは楢崎さんが恒例となった「つながる火」を紹介。続いて、2人があいさつに立ち、楢崎さんは「所属している道場の先生の下で技を磨いてください」と述べ、岡さんは「私が一番大切にしていることは『自分に負けないこと』です。みなさんも自分に負けないで、常に成長しようとする生き方を貫いてください」と語りました。
その後、サイン会が行われ、2人は座右の銘を添えて参加者たちにサインをプレゼント。終了後にハイタッチで参加者たちを送り出しました。
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