日本オリンピック委員会(JOC)は11日、宮城県多賀城市の多賀城市市民プールで「オリンピックデー・フェスタ in 多賀城」を開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回のフェスタは水泳教室を開催。1992年バルセロナオリンピックで金メダルを獲得した岩崎恭子さん、2012年のロンドンオリンピックに出場した金田和也さん、堀畑裕也さん(いずれも水泳/競泳)という3人のオリンピアンが講師として参加し、地元の子どもたち70人と交流しました。
開会セレモニーではオリンピックデー・フェスタ初参加となった岩崎さんがあいさつに立ち、「私は水泳からたくさんのことを学びました。皆さんも今日の水泳教室でたくさんのことを学んでください」と参加者に呼びかけました。
教室の冒頭、3人がデモンストレーションとしてオリンピアンの泳ぎを披露。岩崎さんは平泳ぎ、金田さんはバタフライ、堀畑さんは個人メドレーでそれぞれ泳ぎ、子どもたちは目を輝かせていました。続いて参加者の実力に合わせて7コースに分けてレッスンが行われ、3人のオリンピアンはそれぞれを回りながら子どもたち一人ひとりに声をかけていました。
閉会式ではまず、堀畑さんが恒例となった「つながる火」を紹介。次に3人があいさつに立ち、岩崎さんは「教室の最初と今ではみなさんの顔が変わりました。今日は楽しんでもらえたと信じています」と述べ、金田さんは「何事にもチャレンジして、夢に向かって頑張ってください」とエールを送り、堀畑さんは「これからもあきらめず楽しく水泳を続けてください」と語りました。
■ハイライト動画
「オリンピックデー・フェスタ in 多賀城」開催概要
■日時:2013年8月11日(日)13:00〜16:00
■会場:多賀城市市民プール(宮城県多賀城市伝上山2-6-6)
■参加人数:70人
■参加オリンピアン
・岩崎恭子
・金田和也
・堀畑裕也(いずれも水泳/競泳)
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