日本オリンピック委員会(JOC)は5月26日、福島県福島市のあづま総合体育館室内プールで「オリンピックデー・フェスタ in あづま」を開催し、県内から83人が参加しました。これで、開催前の時点で9,933人となっていた「オリンピックデー・フェスタ」の合計参加者数が1万人を突破しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
今回のフェスタは、競泳のオリンピアンによる水泳教室形式で開催。アテネオリンピック女子800m自由形金メダリストの柴田亜衣さん、シドニーオリンピック競泳銅メダリストの田中雅美さん、北京オリンピックに出場した柴田隆一さんという3人がコーチを務め、福島県内の小学生から高校生まで83人と交流しました。
午前と午後の2部にわたって行われた今回のフェスタ。午前の部では小学校低学年を中心にした初心者向けの内容で行なわれました。33人の参加者たちは3グループに分かれ、それぞれのグループで1人のオリンピアンが指導。ローテーション形式でオリンピアンは交代し、様々な子どもたちとふれあいました。
午後の部には県内の強化指定選手など50人が参加。ウォーミングアップに続いて、専門の種目に分かれたレッスンが行なわれました。レッスン終了後にはオリンピアンによる泳ぎが披露され、参加者たちは水上と水中から間近で見学していました。プールから出た後も参加者たちはオリンピアンに対して質問を行い、熱心な表情で話に聞き入っていました。
水泳教室終了後には、閉会セレモニーが行われ柴田隆一さんが、恒例となった「つながる火」を紹介。次回開催地の宮城県仙台市「太白」につなぐことを宣言し、「オリンピックデー・フェスタ in あづま」を締めくくりました。
ハイライト動画
「オリンピックデー・フェスタ in あづま」開催概要
■日時:2013年5月26日(日)11:00開始〜15:30終了
■会場:あづま総合体育館室内プール
(福島県福島市佐原字神事場1番地)
■実施内容:水泳教室など
■参加人数:83人
■参加オリンピアン・アスリート
・柴田亜衣
・柴田隆一
・田中雅美
(ともに水泳・競泳)
写真提供:アフロスポーツ
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