日本オリンピック委員会(JOC)は11月28日に「オリンピックデー・フェスタ in 昭和村」を福島県大沼郡昭和村にある昭和村立昭和小学校体育館で開催しました。
オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、多数のオリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。
■日本代表監督が中学生にレッスン
今回のオリンピックデー・フェスタでは昭和村中学校の生徒を対象にした卓球教室と、小中学校合同の運動会が開かれ、ロンドンオリンピックのボクシング男子バンタム級銅メダリストの清水聡さん、福島県出身で同競技男子フライ級に出場した須佐勝明さん、水泳・競泳の中村真衣さん、スキー・ノルディック複合の荻原次晴さん、卓球の宮崎義仁さんの5人のオリンピアンが参加しました。
前半は卓球教室が行われ、ロンドンオリンピック卓球男子日本代表の監督を務めた宮崎さんが指導を担当し、他の4人のオリンピアンは昭和村中学校の生徒たちと一緒に卓球の練習に取り組みました。
ウォーミングアップを終えると、さっそく宮崎さんによるレッスンがスタート。参加した生徒たちは、普段は聞くことができない、オリンピック代表監督の話に熱心に聞き入っていました。また、卓球教室の最後には、オリンピアンと中学生による対戦が行われました。
■村の小中学生が参加した運動会!
続いて小学生も参加した運動会がスタート。小中学校合わせて63人が参加し、それぞれのオリンピアンがリーダーとなった5組に分かれたチーム対抗戦が行われました。
しっぽとり競争、大縄跳び、つなひきの3種目が行われ、特につなひきでは清水さんと須佐さんによるトークの掛け合いが会場を大いに盛り上げていました。
運動会を終え、記念撮影、閉会セレモニーとなりました。セレモニーでは、スポーツ用具の目録贈呈に続いて、運動会の表彰が行われ、宮崎さんが率いたチームブラックが優勝チームとして表彰されました。
最後にオリンピックデー・フェスタでは恒例となっている「つながる火」が中村真衣さんから紹介され、次回開催地である宮城県「登米」へたくさんのオリンピアン・アスリートの気持ちとともに火がつながれていくことが伝えられました。
「オリンピックデー・フェスタ in 昭和村」開催概要
■日時:2012年11月28日(水)13:00〜16:40
■会場:昭和村立昭和小学校(福島県大沼郡昭和村字下中津川字二十苅225)
■実施内容:卓球教室、運動会
■参加者:63名
■参加オリンピアン
・荻原次晴(スキー・ノルディック複合)
・中村真衣(水泳・競泳)
・宮義仁(卓球)
・清水聡(ボクシング)
・須佐勝明(ボクシング)
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