8月11日午後、オリンピック選手村で女子ホッケーの記者会見が開かれ、安田善治郎
監督、三浦恵子キャプテン以下森本さかえ選手、加藤明美選手、岩尾幸美選手、中川未由希選手の5選手が出席した。
女子ホッケーは、8月14日に中国、16日アルゼンチン、18日ニュージーランド、20日ス
ペインと予選を行い、上位2チームが準決勝に進出する。
安田監督はアテネの状況について「人工芝の長さが長くボールが重く感じられる。日本
と同じような芝がないか探したが、見つからないため早めにアテネ入りして慣らしてきた。
今のところケガ人もなく、コンディションは良い。
オランダと行った練習試合では0−0。カウンター攻撃をされないように、早くプレス
をかけて相手をチェックすることが大切。守備力はチームコンセプト通りに集中できて
いる。本番では初戦でいいゲームをして勝つ。内容よりも結果を出したい。対戦相手の
中国の情報はあまりないが、金を取れと至上命令がでている様子」という。
選手の抱負
三浦選手「両足首に古傷があるが、痛みも治まっている。練習試合ではチームでしよう
としていることがひとつずつできつつある。体格に差がある試合になるので、メンタル
的に改善が必要。得点力という点ではチャンスをいかにものにするかが問題。ミーティ
ングなどを通してクリアしていく。たくさんのサポートを頂き、本当にうれしかった」
森本選手「14日の試合に向けて全員がいいムードになっている」
加藤選手「中国のキープレーヤーをマークするのが私の仕事。抜かれないように、また
パスを放した後はすばやくポジションに戻るよう心がける。インターセプトして積極的
に攻める」
岩尾選手「ゴール前での得点が自分の仕事。しっかりやりたい」
中川選手「弱気にならず、積極的な攻撃でがんばる。最初はベンチスタートだと思うの
で、ベンチから相手の動きをよく見て、グラウンドに入った時にすばやく動けるように
したい」
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