今年のオリンピックフェスティバルは、曇り時々雨とあいにくの天気ではあったが、多くの家族連れが参加し、スポーツに親しむ1日を楽しんだ。
体育館に会場を移して行われた開会式ではJOCの竹田会長とIOCの猪谷副会長の挨拶に続き、「チームがんばれ!ニッポン!」の会員5名がJOC旗を掲げて入場、オリンピックデーランアンバサダーの武田美保さん、荻原健司さん、荻原次晴さんやフェスティバルに参加するオリンピアンや元日本代表などの講師が紹介され、会場内は大きな興奮に包まれた。
開会式終了後、陸上競技場では「オリンピックデーラン」が行われ、2467名の参加者と38名ものオリンピアンが一緒に5kmをジョギングし、さわやかな汗を流した。その後、「JOC杯駅伝」が行われ、4名1組で104組がたすきをつないだ。
12時からは小・中学生133名が参加した「陸上教室」が行われた。講師は、ミズノトラッククラブとチームミズノアスレティッククラブの10名のトップアスリートが子供たちに指導を行った。
体育館ではトリノ冬季オリンピック開催を来年2月に控え「トリノゾーン」を設置。冬季競技種目のウエアやスキーなどを展示。オリンピアンを講師に招いたスケートやアイスホッケー、リュージュの体験コーナーも人気で、いずれも長い行列ができた。また7日に発表された「JOCジュニア作文オリンピック2005」の入賞作品も体育館に掲示され、熱心に作品を読む姿が多く見られた。
トークショーには荻原健司さん、武田美保さん、アニマル浜口さん、中畑清さん等が登場し、スポーツを通した親子の会話など、多彩な話題が繰り広げられた。
5kmジョギング終了後、屋内球技場ではジョギングに参加したオリンピアンが集合し、サイン会を開催。
「親子柔道教室」「野球教室」「親子レスリング教室」など数多くのスポーツ教室(事前申込)や当日でも参加できる体験コーナーやウォーキングラリー、スポーツ体験ラリーなどが駒沢オリンピック公園総合運動場全体を利用して行なわれた。
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