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2011.01.22 国際総合競技大会

第25回ユニバーシアード冬季競技大会(2011/エルズルム)日本代表選手団結団式を実施

第25回ユニバーシアード冬季競技大会(2011/エルズルム)日本代表選手団結団式を実施
ユニバーシアード冬季競技大会結団式(アフロスポーツ)
第25回ユニバーシアード冬季競技大会(2011/エルズルム)日本代表選手団結団式を実施
安部旗手に団旗が手渡された(アフロスポーツ)

1月27日からトルコ共和国のエルズルムで開催される第25回ユニバーシアード冬季競技大会(2011/エルズルム)の結団式が1月20日、都内のホテルで開催されました。

式典は、国歌斉唱の後、主催者を代表して日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長が、「トルコ共和国では初めてとなるユニバーシアード冬季競技大会が開催されます。学生代表として相応しい行動を心がけ戦いに挑むとともに、スポーツを通じて目標を高く持ち挑戦することの素晴らしさを、同年代の若者に伝えられるよう競技に邁進してください。また『学生のオリンピック』と言われるユニバーシアード競技大会は文化交流・国際交流の役割を担う大会でもあります。アジアと欧州の間に位置するトルコ共和国の独特の文化に触れ、教養を深めるとともに、各国・地域選手団との交流を通じて世界平和に寄与していただきたいと思います」と挨拶しました。

続いて、日本代表選手団の鈴木惠一団長、織田信成主将(スケート/フィギュア)、安部梨沙旗手(スキー/クロスカントリー)、各競技の選手団を紹介。団旗授与では、常陸宮殿下よりご下賜の団旗が竹田JOC会長より鈴木団長へ、鈴木団長より織田主将介添えのもと、安部旗手へ手渡されました。

その後、ご来賓の文部科学省の鈴木寛副大臣から「今大会は、オリンピックで活躍する選手を数多く輩出しており、2年前に中国で行われた本大会で金メダルを獲得したスピードスケートの小平奈緒選手はさらなる飛躍を遂げ、昨年のバンクーバー冬季オリンピックでは銀メダルの栄誉に輝きました。皆さんも存分に力を発揮し、ソチ冬季オリンピックにつなげていただきたいと思います。またこの機会に、トルコ共和国を始め世界の仲間との友情を深め、諸外国の伝統や文化に触れ、国際的な交流を深めていただきたいと思います」と激励の言葉が贈られました。

第25回ユニバーシアード冬季競技大会(2011/エルズルム)日本代表選手団結団式を実施
鈴木団長(フォート・キシモト)

日本代表選手団を率いる鈴木団長は、「本大会では5競技64種目が実施され、日本代表選手団は、選手・役員等総勢127名で競技に挑みます。選手は 1人ひとりが全力を尽くし競技に挑むとともに、行動規範を遵守し、日本代表選手として恥じることのないよう行動しなければなりません。また監督、コーチは、選手が全力を出し切れるようしっかりサポートをお願いいたします。今大会は氷上競技と雪上競技が同じ選手村に滞在します。大会期間中は、競技を超えて情報交換を活発に行うとともに、毎日の挨拶は欠かさず行うよう心がけてください。日本とトルコ共和国は友好な関係にあり、昨年は120周年の記念行事を実施しております。開催国・開催都市に敬意を表し、異国の文化に触れ国際交流を通じて日本の文化や伝統を再認識し、将来世界に通用する国際人として成長することを期待しております。また大学という限られた年代・期間しか出場できない本大会の意義を十分認識し、同じ年代のライバルと競い合い、ソチ冬季オリンピックに繋げるよう、それぞれが本大会での目標と位置づけを明確にし、大会に臨むよう徹底願います。オリンピックへの登竜門といわれる本大会で、果敢に競技に挑みましょう」と挨拶しました。

最後に織田主将が、安部旗手とともに壇上に上がり、「私たちは名誉ある日本代表選手団に選ばれたことを誇りとし、チームジャパン一丸となり、ソチ冬季オリンピクにつながる戦いができるよう全力で競技に挑みます。また行動規範を遵守するとともに、参加国・地域の選手に敬意を表し、友好・国際親善を深めることを誓います」と決意表明を行ないました。

第25回ユニバーシアード冬季競技大会(2011/エルズルム)は、5競技64種目が、1月27日から2月6日までの11日間で行われます。

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