2月17日、チェザーナ・パリオルでスケルトン男子が行われた。
日本の出場選手は、滑走技術に定評のある越和宏選手、スプリントでは他国選手にも引けを取らない稲田勝選手。
越選手は前回ソルトレークシティー冬季オリンピック8位入賞、稲田選手は同大会18位。今大会ではこれを上回る成績を目標としていた。
スケルトンには27選手がエントリーし、順位は2回の合計タイムで決まる。越選手は19番目、稲田選手が14番目にスタート。
結果は、越選手が1回戦58秒65で9位、2回戦はコースの壁に接触し、59秒40で14位。合計タイム1分58秒05で11位。
稲田選手は1回戦59秒63で17位、2回戦は59秒74で17位。合計タイム1分59秒37で18位に終わり、惜しくも前回の記録を更新することができなかった。
越選手は試合後「ソルトレークシティーが終わった時にトリノまで、と、厳しい状況だということは分かりながらも続けてきた。次のオリンピックまでとなると、更にものすごく厳しくなる。負けた悔しさをどう晴らすか……」と無念の気持ちを語った。
優勝は2回ともトップタイムで、合計1分55秒88を記録したギブソン選手(カナダ)。同選手は39歳で、冬季オリンピックの個人種目では史上最年長の金メダリストとなった。
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