2月20日、セストリエール・コールでアルペンスキーの男子大回転が行なわれた。
このコースの標高差は450m、1回目の旗門数は52、2回目は54。
日本からは佐々木明選手と吉岡大輔選手が出場。
オリンピック初出場の吉岡選手は1本目42番スタート。前半の急斜面は、まずまずのタイムで通過したが、トップと7秒17差の1分23秒78でゴールし29位となった。
またオリンピック2大会連続出場の佐々木選手は、中間付近、緩斜面から急斜面への移行部分を直線的に入りすぎ、コースアウトした。
佐々木選手は「何も考えず、ガンガンまっすぐ行こうと決めていた。うまくいけば10位くらいに入れるだろうと狙っていた。失敗は気にしていない。僕にとっての本番はあくまで回転(スラローム)。きょうは、レースの日の段取りとか、気持ちの持って行き方の面で、よいシミュレーションになったと思う」とさばさばとした表情で語った。
2本目に進んだ吉岡選手は、2番スタートという好条件を生かし、1分21秒25のタイムで24位まで順位をあげた。合計タイムは2分45秒03でトップとは10秒03の差だった。
「初のオリンピックだったが、思ったより緊張しなかった。2本目は、気持ちよく滑れたが、1本目のタイムロスが大きすぎた」と語った。
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