2月20日、プラジェラートでジャンプ最後の種目となるラージヒル団体が行われた。団体は、各チーム4人の選手がまず1本ずつ飛び、合計ポイントの上位8位が2回目へ進む。
日本勢は伊東大貴選手、一戸剛選手、葛西紀明選手、岡部孝信選手の順で臨んだが、1回目はK点に届かず、426.8点で6位。
2回目に葛西選手が130.5m、岡部選手が132.0mを飛んだが、上位チームがより飛距離を伸したため順位を上げられず、最終順位は893.1点で6位となった。
優勝は、個人ラージヒル覇者のモルゲンシュテルン選手を擁するオーストリアが、984.0点で団体初の金メダルを手にした。
試合終了後、伊東選手は「本番ではなかなか自分のジャンプができなかったが、いい経験をした」、一戸選手は「もっと飛んで後の2人を軽い気持ちで見たかったが、少し距離が足りなかった」、葛西選手は「楽しかったが、オリンピック5回目でも、一度も満足がいくジャンプはまだない。4年後を狙う」、岡部選手は「シーズン初めよりは調子があがっているが、絶好調ではなかった。日本の技術は最高だから、もっと磨いていきたい」と、それぞれ語った。
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