東京五輪第15日の6日、空手男子形の決勝で、喜友名諒(31)がキンテロ(スペイン)を下して優勝した。日本から世界へ広まり、今大会で初採用された空手で、五輪王者の称号を手にした。
喜友名は空手発祥の地である沖縄県出身。同県スポーツ協会によると、同県生まれの選手が五輪で金メダルを獲得したのは初めて。今大会の空手では、5日の女子形で2位だった清水希容(27)に続く2個目のメダルとなる。
空手の形は仮想の敵に対する攻防を1人で演武し、出来栄えを競う採点種目。喜友名は世界選手権3連覇中で、今大会も予選から準決勝、決勝でも高得点をたたき出し、「本家」の意地を見せた。(共同)
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