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2021.07.29 オリンピック

柔道男子ウルフが金メダル 100キロ級5大会ぶり

柔道男子ウルフが金メダル 100キロ級5大会ぶり
男子100キロ級決勝 韓国の趙グハム(下)を破り、金メダルを獲得したウルフ・アロン=日本武道館(共同)
柔道男子ウルフが金メダル 100キロ級5大会ぶり
男子100キロ級決勝 韓国の趙グハム(右)と対戦するウルフ・アロン=日本武道館(共同)

 東京五輪第7日の29日、柔道男子100キロ級でウルフ・アロン(25)が優勝した。同階級での金メダルは、2000年シドニー五輪の井上康生以来、5大会ぶり。
 今大会の柔道で日本男子は初日から4階級を制覇し、90キロ級は表彰台を逃したが、過去最多5個目の金メダルとなった。無差別を含め現行より一つ多い8階級で争った1984年ロサンゼルス五輪の4個を超えた。
 ウルフは米国出身の父と日本人の母を持ち、東京で生まれ育った。内股、大内刈りを得意とし、抜群のスタミナも大きな武器。17年に初出場の世界選手権で頂点に立つと、19年は体重無差別で争う全日本選手権で初優勝した。(共同)

柔道男子ウルフが金メダル 100キロ級5大会ぶり
準決勝のウルフ・アロン(左)=日本武道館(共同)

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