東京五輪第3日の25日、柔道男子66キロ級で兄の阿部一二三(23)=パーク24=と女子52キロ級で妹の阿部詩(21)=日体大=がそろって優勝した。日本オリンピック委員会(JOC)によると、兄妹による金メダル獲得は五輪で日本初の快挙。
兄の一二三は早くから「東京五輪の星」として期待され、妹の詩も追うようにして成長した。2018年世界選手権で兄妹同日優勝を果たし、今大会も同じ日に試合を迎えた。先に妹が決勝を制すると、兄も負けじと頂点に。2人一組で注目を浴びた地元開催の大一番で、そろって力を発揮した。(共同)
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