重量挙げ女子で五輪にアテネ大会から5大会連続で出場した三宅宏実(35)が24日、今大会を最後に現役を引退することを表明した。競技終了後に「いつまでも五輪に出続けたいが、体力の限界。次の道が待っている」と述べた。
三宅は2012年ロンドン大会の女子48キロ級で銀メダル、16年リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得。柔道の谷亮子に並んで夏季大会で日本女子の歴代最多出場となった今大会では、49キロ級に出場し、スナッチで74キロを挙げたが、ジャークで3回とも失敗して記録なしに終わった。
東京五輪の招致活動に尽力。腰痛を抱えるなど満身創痍ながら現役を続けた。(共同)
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