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2020.12.01 オリンピック

トーマス・バッハIOC会長が聖火視察、大野将平選手らを激励

トーマス・バッハIOC会長が聖火視察、大野将平選手らを激励
トーマス・バッハIOC会長が日本オリンピックミュージアムを訪問し、聖火を視察(写真:フォート・キシモト)

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が17日、日本オリンピックミュージアムを訪問しました。

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長の案内のもと、バッハIOC会長は最初に、9月1日から11月1日まで同ミュージアムで一般公開されていた東京2020オリンピック聖火を視察。続いて、出迎えた大野将平選手(柔道)、木村敬一選手(パラ水泳)、IOCソリダリティー選手として現在日本でトレーニングに励んでいるエルビスマール・ロドリゲス選手(ベネズエラ・柔道)、カルロス・ユーロ選手(フィリピン・体操)を激励しました。

トーマス・バッハIOC会長が聖火視察、大野将平選手らを激励
大野将平選手(右)らを激励し、親交を深めた(写真:フォート・キシモト)

「東京2020大会でのオリンピック2連覇に向けて、準備は整っていますか」とバッハIOC会長から尋ねられ、「はい、準備できています」と力強く答えた大野選手。現在のトレーニング状況やコンディションについて報告する一方、1964年東京オリンピックの柔道男子無差別級で金メダルを獲得したアントン・ヘーシンク選手はかつて、大野選手の母校である天理大学で練習していたことから、ヘーシンク選手と大野選手は“先輩・後輩”であることを山下JOC会長から説明されると、バッハIOC会長もヘーシンク選手が残した言葉やエピソードの数々を紹介しました。また、畳の上でのスポーツマンシップにあふれる両選手の態度にも触れ、バッハIOC会長は「ヘーシンク選手と大野選手は強さだけではなくて、精神的な部分も似ていますね」と話すなど、親交を深めました。

 木村選手、ロドリゲス選手、ユーロ選手ともそれぞれ競技のことをはじめ、現在の生活や家族、またオリンピズムなどについて懇談したバッハIOC会長。最後に、オリンピックシンボルをかたどったバッジを4選手にプレゼントすると、「そのバッジをぜひオリンピックのメダルに変えてほしいと思います。頑張ってください」とエールを送りました。

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