ボートの全日本選手権が8日、埼玉県戸田市の戸田漕艇場で開幕し、新型コロナウイルス感染拡大で実戦から遠ざかっていた来夏の東京五輪出場を目指す日本代表候補選手らが久々の大会に臨んだ。感染予防のため無観客で、選手や関係者には入場時の検温が実施された。各種目の決勝は10、11日に行われる予定。
3月に開かれた日本代表候補選考レースで、ともに軽量級シングルスカル1位となった男子の武田匡弘(関西電力)はシングルスカルに、女子の冨田千愛(関西電力)は4人スカルの予選に出場した。
武田は「緊張はなかった。全体的に落ち着いてしっかりこげた」と充実感をにじませた。(共同)
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