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2000.09.22 オリンピック

篠原信一選手(柔道)銀メダルに関する佐藤宣践総監督コメント

日本代表選手団総監督および柔道の専門家としてのコメント

<前後関係について>

 最初に決まった「有効」に対し、篠原選手とドイエ選手に対する審判の判定は、ドイエ選手が投げたと判定した者2名、篠原選手が投げたと判定した者1名であった。
 このことは、電光掲示板にも掲示されていたが、日本コーチ陣は、掲示板の掲示間違いだと思い、試合が続行。これは、本来であれば、この時点で副審、主審に確認すべきであった。
 また、柔道のルールでは、抗議は絶対に許されないことになっている。
 さらに、審判員3名全員がいったん試合場から下りた時点で試合は、成立し判定がくつがえることはない規則である。

<ジャッジについて>

 篠原選手には、誠に無念な結果になったと思う。これは、明らかなミスジャッジである。ルールの上では、現段階では、どうしようもない。今後の課題点である。

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