フリースタイルスキー女子モーグルで1998年長野から5大会連続で冬季五輪に出場して入賞した34歳の上村愛子が1日、長野市内で現役引退の記者会見に臨み「競技に精いっぱい打ち込むことができ、幸せな競技人生だった」とすっきりとした笑顔で話した。
20年間の競技生活で印象深い大会として、最初と最後に出場した長野、ソチ両五輪を挙げ「長野は最初に五輪に出たいと思った夢をかなえた。ソチは一番、一生懸命に取り組んできた技術を出したいと願ってできた」と振り返った。4位が最高と目標のメダルには届かなかったが「前に進む原動力はもらえた」と穏やかな表情で語った。(共同)
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