射撃のワールドカップ(W杯)は14日、アゼルバイジャンのカバラで行われ、クレーの女子トラップでロンドン五輪代表の中山由起枝(日立建機)が優勝して来年のリオデジャネイロ五輪の国別出場枠を獲得し、4度目の五輪出場に大きく前進した。日本クレー射撃協会は11月のアジア選手権後に代表を決定する。
国際射撃連盟によると、中山のW杯制覇は2007年の昌原(韓国)大会以来8年ぶり。36歳のベテランは「年々私らしい射撃ができるようになっている。精神的に強くなれた」と話した。
予選、準決勝を首位で突破し、対戦形式で争う決勝では林怡君(チャイニーズ・タイペイ)を退けた。(共同)
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