第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)日本代表選手団の閉幕に寄せるコメントを一斉配信します。
■スキー/アルペン
・石井智也
「普段通りの力を発揮できました。しかし、まだまだ力不足で満足のいく結果を残せませんでした。今大会の経験を生かし残りのシーズン後半のレースで良い結果を残せるように努めたいです。僕は初出場のオリンピックに来るまでたくさんの方から支援をして頂きました。本当に感謝しております」
・石川晴菜
「幼少期からの夢であった世界最高峰の舞台に立つことができ、応援してくださっている方々への感謝の気持ちでいっぱいです。女子アルペンは3大会ぶりの出場ということで、初めて責任の重さを感じました。レース内容に関しては何の後悔もありませんが、実力不足で日本代表として結果を残すことができなかったのが本当に悔しいです。今回初めてオリンピックに出場して、4年後この舞台に戻ってきてメダルを獲得したいと強く思いました。並大抵の努力では勝負できないことも再確認できました。私はこの4年間全てをかけて精進します」
■スキー/クロスカントリー
・吉田圭伸
「ここには戦いに来たつもりでした。でも、自分の力が足りないことをあらためて感じました。クロスカントリー男子は自分1人の参加だったので、数字で結果を残すことができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ノルディックスキーにおけるクロスカントリーの位置を変えたい、この競技の良さをもっと多くの人に知ってもらうためにも頑張ろうと考えてきた4年間でした」
■スキー/ジャンプ
・竹内択
「ここで結果を残すことを目標に4年間やってきて、それができずに残念でした。ワールドカップで表彰台の常連になっていないと、オリンピックで上位争いするのは難しいです。また4年後を、という気持ちはあります。また一からやり直すつもりです」
・伊東大貴
「日本の代表としてオリンピックに来たのに、結果を残すことができず申し訳ない気持ちです。けがもあって、だんだん体が限界に近づいてきているようにも感じますし、4年後をまた目指すかと問われて、すぐに『はい』とは言えません」
・伊藤有希
「平昌オリンピックに向けて本当に多くの方々に支えて頂き試合に臨みました。その方々に喜んで頂きたくて飛びましたが、私の実力不足で残念です。しかし、髙梨(沙羅)選手がメダルを獲得してみんなで喜んだ時に、チームで臨めたオリンピックだと感じました。応援して下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。今大会での経験を生かし、4年後へ向かいたいと思います」
・岩渕香里
「今回のオリンピックは、私の中のスキーという競技の価値を一回り大きくしてくれた大会になりました。メダルを獲得した選手は、メダルを手にするのに値する器の選手だったと思うし、自分は全くそんなレベルに達していなかったと痛感しました。結果は満足できるものではなかったですが、今後の競技に対する打ち込み方を変えないといけないことが分かりました。
今回の試合が終わった瞬間から4年間、また作戦を練って試行錯誤する時間が与えられたと思っています。選手でいる以上、とにかく今は与えられた時間を有効に使って頑張り抜くことが大切だと思います。その経験がまた競技を終えた後の人生にもつながればいいなと思います。韓国に到着して空港や選手村で、ワールドカップや世界選手権との注目度と規模の違いに驚きました。でも、それは同じになることはないだろうし、なってはいけないくらい、4年に1度という大会の価値があるのだと実感しました。
今回は私の頑張る姿で見ている方々に何か伝わればいいなと思いましたが、本当にたくさんの方に応援していただいて、私がパワーをもらいました。いただいたパワーの分、また頑張って次こそ結果で恩返しがしたいと思いました」
・勢藤優花
「初めてのオリンピックは17位で、とても悔しい結果になってしまいました。それでも、オリンピックに出なければ分からない経験や感じ方を学ぶことができたので、とてもいい経験になりました。次のオリンピックにも出て、メダルをとりたいという気持ちも出てきたので、4年後に向けて今まで以上にトレーニングを頑張りたいと思います」
・髙梨沙羅
「目標である金メダルには届きませんでしたが、銅メダルを獲得することができました。日本チームはじめ、今まで支え続けて下さった方々のおかげでとらせて頂けたメダルだと思っています。また今回学ばせて頂いたことを糧に、今度こそ結果を残して日頃の感謝の気持ちを伝えられるよう精進して参ります。4年後の北京冬季オリンピックでは金メダルがとれるよう新しいスタートを切りたいと思います。
平昌オリンピックは私にとって2度目のオリンピックとなりますが、この経験を通して一番感じたことは、支えてくれたチームの温かさです。勿論、自身の技術力、体力面、精神面のバランスが伴わなければ、大事な時に力を発揮できず、それは日頃の練習の積み重ねからなるものだとは思いますが、最終的には個人競技でありながらもチーム一丸となって目標に向けて切磋琢磨していくことが大事なのではないかと感じました。そして、試合後に他国選手と健闘をたたえ合えたことに感動しました」
■スキー/ノルディック複合
・渡部暁斗
「オリンピックで望んだ結果を残す難しさを実感しています。自らの決断に後悔はありませんし、今後の人生においても、今大会のように堂々と胸を張れる選択をしていくつもりです。今大会では多くの方に注目され、日本という国においていかにオリンピックが大きな存在であるということを再認識しました」
・渡部善斗
「会場の雰囲気も良く、集中して試合に臨むことができました。(選手村では)普段あまり目にすることのない他国選手の食事や生活スタイルを見ることができて、参考になる部分もあり、新鮮な感覚でした。日本からも多くの皆さんに応援に来ていただいて、実際に競技を見ていただく機会ができてうれしかったです。ノルディック複合という競技を面白いと思って見てくれる人達がもっと増えるように、競技者としてさらに高いパフォーマンスを求めていきたいと思います」
・山元豪
「競技に関しては、メダルを獲得することができず、悔しさが残るオリンピックとなりました。オリンピックの注目度の大きさが身に染みて分かりました。オリンピックで結果を出すことが、今後の競技生活において大きく影響していくため、4年後(に向けて)どう準備をしていくか、再検討していくことが必要だと思っています」
・永井秀昭
「残念な結果でしたが、いま自分ができることに集中できたことに関しては満足しています。でも、悔しい気持ちの方が大きいので、もっと強くなって、自分の目標達成のためにさらに努力していきたいと強く感じました。オリンピック前のワールドカップでは、調子が上がらずに苦しい戦いが続いていました。でも、このオリンピック本番までに、戦える状態まで調子を戻せたことは、今後の競技人生において大きな自信となります。自分の新たな引き出しが増えました。オリンピックを通してさまざまな方面から応援のメッセージ等が届き、あらためていろいろな方々に支えられてこの舞台に立てていることを強く実感しました。メダル獲得という結果で恩返しができずに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、私に関わってくれている方々の全員に感謝を伝えたいです」
・渡部剛弘
「私は試合に1試合も出ることはできませんでしたが、トレーニングなどやれることはできたのではないかと思っています。自分の力の無さを実感できました。試合には出られませんでしたが、間近で世界のトップのレースをじっくり見ることができて、良い刺激になりました。今後の競技生活のモチベーションにしていきたいと思います。オリンピックを通じて、個人競技もチームワークがすごく大事だと(感じました)。試合に出られなかったので、いつもよりその大切さが分かった気がします。競技を支えてくれているチーム、関係者の皆さんに感謝したいです」
■スキー/フリースタイル
・原大智
「初めてのオリンピックで結果が出せたことを大変うれしく思っています。ノーマークとして出場し、見返してやりたい気持ちがあったことは事実です。ですが、今大会はものすごく楽しくやれたことが大いに自信につながり、銅メダルをとれたことは奇跡に近かったです。このメダルがとれたことは皆様とチームのお陰です。ありがとうございました! 次は金メダルを目指します!」
・田原直哉
「今回初めてのオリンピックということで、ワールドカップや世界選手権大会との違いがどのようなところにあるのかを経験できました。普段と同じ1つの大会との思いで挑みましたが、悔しい気持ちは他の大会よりも大きかったです。
自分一人ではできないことでも、チームや周りの人の助け、支えにより達成できることの素晴らしさ、諦めない心、忍耐力などを、今後の人生の中においてつなげられればと思います。勝負事ですので、競技に対しての順位はつきますが、それぞれが何位であろうと、各選手との関係はより良くなっていると感じました。この舞台を共に戦えたとの思いが大きいと思います」
・小野塚彩那
「2大会連続のメダルとはなりませんでしたが、前回からの4年間で競技の全体的なレベルも上がり、周りのスタッフやコーチのおかげで自分自身も最高のコンディションで挑むことができました。『自分がやれることは全て出し切った』と、今はすがすがしい気持ちでいるのと、応援してくださった皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。入賞は入賞。メダルはメダル。オリンピックはオリンピック。結果があってこそアスリートとしての価値を問われると思いますが、オリンピックは人間的にも大きく成長させてくれる場だと感じました。ありがとうございました」
・梅原玲奈
「スキークロスへ転向して10年目にしてようやくたどり着いた今回のオリンピックでは、1回戦敗退と結果を出すことができず悔しいですが、あのレースの中でできることはやり切れたと思っています。今後、日本のスキークロスチームが世界で戦っていくにはたくさんの課題がありますが、北京オリンピックへ向けてチーム一丸となってさらに頑張っていきたいと思います。サポートしてくださった全ての皆さんに感謝しています。ありがとうございました」
・鈴木沙織
「オリンピックが終わり、悔しいというのが素直な気持ちです。自分の滑りをする! 自分らしく! と言って臨みましたが、自分の滑りができませんでした。オリンピックの舞台で力を発揮するのは、思った以上に本当に難しいことがわかりました。しかし、この想いは今後の人生において大きな財産となりました。ここまで来ることができたのは、支えてくださった方々、応援してくださった方々がいたからです。皆さんがいなかったら乗り越えることができませんでした。本当に、本当にありがとうございました。いろいろ思うことはありますが、胸を張って日本に帰ります。そしてこの後も競技者として、悔いがない戦いをしていきます!」
■スキー/スノーボード
・平野歩夢
「大会は楽しむことができました。4年前は銀メダルをとっちゃったという感じで、悔しさはありませんでした。でも、こうして頂点を狙うつもりで今回はやってきたので、(再び銀メダルとなったことに)悔しさはあります。まだ、目標にたどり着けない自分がいる。目標がなくならないよりは良いかなとも思います。自分の中で新しい目標がはっきりしました」
■アイスホッケー
・藤本那菜
「4年間準備をして臨むことができた今大会は、前大会よりも成長した部分が多くあると感じると同時に、世界の強豪と戦うためには、まだまだクリアにしなければならない課題があると実感しました。(前回オリンピックの)ソチで悔しい想いを経験したメンバーが多くいるこの大会で、目標にしていたメダル獲得を達成できずとても残念です。ただ今回の2勝という結果を、必ず次のステップにつなげることのできるチームだと思います。今後とも応援をよろしくお願いします。このチームで日本代表として戦えたことを誇りに思います」
・近藤真衣
「初めてのオリンピックでは目標に届かず、悔しい気持ちが強いです。しかしその中でもチームとして通用するところと、まだたりないところがハッキリしたとも思います。個人としても試合に出ることができなくて悔しいですが、次の課題としてあらためて見つめることができました。この経験を経て、さらにレベルアップしていくと強く思いました。最後に、いつもたくさんのご声援とサポートをありがとうございました。このチームで戦えたことを誇りに思います」
・小西あかね
「このたびは、たくさんの応援をありがとうございました。前回のオリンピックでは1勝もできずとても悔しい思いをし、そこからの4年間は『平昌ではメダルを!』と思い、日々のトレーニングや練習に励んできました。残念ながらメダルには届かなかったのですが、個人としては試合にも出場し勝利することができました。この経験を次につなげてレベルアップをしていきたいと思います! これからも応援よろしくお願いします」
・床亜矢可
「たくさん応援していただき、ありがとうございました。オリンピック出場を懸けた最終予選の時もそうでしたが、皆さんのあたたかく熱い応援に、何度も何度もあと押しをしていただきました。目標としていたメダル獲得を達成することができず、(前回オリンピックの)ソチの時よりも悔しい気持ちでいっぱいです。ですが、これをバネに変えて、たくさん学び、トレーニングに励み、成長した姿を皆さんにまた応援していただけるように頑張ります。これからもよろしくお願いいたします」
・鈴木世奈
「たくさんの方々に支えられて、このオリンピックの舞台で挑戦ができたことを本当に感謝しています。ソチオリンピックから4年の時を経て、準備して臨んだ今回のオリンピックでは、目標としたメダルにたどり着くことができず、たりないものを実感しています。しかし、今までやってきた結果としてしっかりと受け止めて、このオリンピックで感じたこと、見たもの、全ての経験をこれからの成長に生かしていきたいと思います」
・堀珠花
「世界のトップの国々と実際にオリンピックの舞台で戦ってみて、前回のソチオリンピックよりも通用する部分を多く感じました。私は(オリンピックに)2回目の出場で、今までやってきたことに自信を持って、落ち着いて戦えたことがプレーでも表現できたと思います。しかし、目標としていたメダルを獲得することができず、まだまだ考えが甘かったと思っています。世界のトップとの差を埋めるために、決定力を上げて、さらにひとつひとつのプレーをレベルアップさせていく必要があると思いました。平昌オリンピックを応援していただいた皆様、本当にありがとうございました」
・竹内愛奈
「オリンピックで2勝できたことをうれしく思います。ただその一方では、自分たちと世界のトップとの差というものを、あらためて感じました。今回学んだことをむだにしないようレベルアップして、またこの舞台で戦えるように努力していきたいと思います。現地にまで足を運んでいただいた方々、日本から応援してくださった方々、たくさんの方々に応援していただき、感謝の気持ちでいっぱいです」
・志賀葵
「初めてのオリンピックは、会場の雰囲気や相手の気迫などに圧倒され、自分のパフォーマンスを100パーセント発揮することができない大会となりました。しかし世界選手権などでは経験をすることができない、たくさんのことを肌で感じて、今後の競技生活でプラスになると思います。今大会での悔しさを忘れず、またこの舞台に戻ってこられるように頑張りたいです。今大会を応援してくれた皆さん、たくさんの応援をありがとうございました」
・米山知奈
「たくさんの方々に支えていただき、オリンピックに挑戦する素晴らしさ、プレーする楽しさを感じられたことに、心から感謝いたします。メダル獲得のために準備をしてきたなかで、目標には届かず大変悔しいです。ですが、スマイルジャパン(アイスホッケー女子日本代表の愛称)は、これからもこの気持ちを持って成長していきます。皆様には今後もアイスホッケーを楽しみ、応援していただけますとうれしいです」
・足立友里恵
「今大会は6位という結果に終わり、目標としていたメダルには届きませんでした。しかし、1勝もできずに終わった前回のオリンピックとは違い、今回は5位決定戦まで進む事ができました。世界のトップとの差はまだありますが、確実に前進していると実感しています。このような舞台へ挑戦できたのは、応援してくださった皆様や支えてくれた仲間、そして、家族のおかげだと思っています。本当にありがとうございました」
・大澤ちほ
「5試合を終えてみて、世界の壁はまだまだ厚いと感じたことが率直な感想です。全敗で終わってしまった(前回オリンピックの)ソチからレベルアップし、自信を持って臨んだ大会でしたが、自分たちはまだメダル争いができる位置にはいないことを痛感しました。悔しい結果に終わってしまいましたが、世界との差が縮まっていることも感じることができました。1歩ずつメダルへ近づいていけたらと思います。たくさんのご声援やサポートをありがとうございました」
・床秦留可
「たくさんのご声援ありがとうございました。目標としていた結果ではなく悔しいですが、自分自身の課題も見つかりましたし、すばらしい経験をすることができました。4年間でしっかりと成長していきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いいたします」
・浮田留衣
「今回の結果は6位と、私達自身は納得のいく結果とはなりませんでした。しかし、私はオリンピックで初白星をチームで挙げることができてうれしかったです。 今大会を経験して、うれしいことも、悲しいこともたくさん経験したオリンピックでした。今後はもっとレベルアップして、上位の国と試合がしたいと思いました。
・寺島奈穂
「初出場のオリンピックでしたが、私としては悔しさでいっぱいです。もっとチームの勝利に貢献したかったですが、私の力不足で納得のいくようなプレーができず、今まで応援してくださった方々に申し訳なく思います。この悔しさを糧にまた一歩ずつ進んでいきます。最後に、サポートや応援してくださった皆様ありがとうございました」
・高涼風
「私たちはメダルを目標に頑張ってきましたが、達成することができなくて悔しいです。でも『自分はまだまだたりない』と、あらためて実感することができました。オリンピックで最高の仲間とプレーできたことは、私にとってかけがえのない経験となりました。応援してくださった皆様ありがとうございました」
・久保英恵
「2回目のオリンピックでしたが、またこの場に立てたことに感謝しています。今回もメダル獲得を目標に、この4年間はフィジカルとスタミナを強化してきました。残念ながら、決勝トーナメントに行けず悔しい思いをしましたが、(5-8位決定予備戦で)スウェーデンに勝って(5-6位決定戦に出場し、)6位で終わることができたので、少し成長できたのかなと思います。あらためて平昌オリンピックでの応援ありがとうございました!」
・岩原知美
「初めてオリンピックに出場させていただきました。幼いころからの夢であったオリンピックの舞台での結果は、目指していたメダル獲得という目標には届きませんでした。夢の舞台で全力で戦えたことは、私の競技生活において、すばらしい良い経験になりました。私達スマイルジャパンへたくさんのご声援を下さった方々、サポートをして下さった方々、本当にありがとうございました。これからも引き続きスマイルジャパンへのご声援をよろしくお願いいたします」
・中村亜実
「今大会は(前回の)ソチ大会に続き、2回目のオリンピック出場となりました。前回大会とは違い、ランキング上位国に勝利することができ、成長を感じる大会にもなりました。しかし、メダルを獲得するという目標にはいたらず、残念な気持ちでいっぱいです。自分達がやってきたことが、少しずつではありますが、結果につながってきていることを実感しています。応援をいただきありがとうございました」
・小野粧子
「最高の舞台でプレーすることができてうれしかったのと同時に、目標を達成できなかった悔しさが残る大会となりました。ひとつの勝利の重み、チーム力、さまざまなことに学びがありました。日本のアイスホッケーのさらなる飛躍のために、この経験を生かしていきたいと思います」
・小池詩織
「(前回の)ソチオリンピックからのリベンジとなりました。必ずリベンジする、メダルを取るという気持ちで臨みましたが、やはりオリンピックはそう甘いものではありませんでした。この4年間を振り返ってみると、自分自身ではオリンピックで戦う準備をしてきましたが、まだまだ詰めることができた部分があったと感じます。また次の4年間で良い準備をし、この悔しさをオリンピックにぶつけたいと思います」
・細山田茜
「私たちは皆、メダルを獲得できると信じていました。今回の結果は、私たちが太刀打ちできなかったということではなく、試合の中で細かな部分をつめ切れなかったからだと思います。得点のチャンスをなかなか生かせなかったことは、今後改善していかなければなりません。しかし、“スマイルジャパン”は確実に正しい道を進んでいます。このチームの将来がとても楽しみです」
・藤本もえこ
「平昌オリンピックでは決勝リーグに進出しました。メダル獲得を目指して、この4年間はチーム全員で努力をしてきましたが、6位という結果に終わってしまい、まだまだ世界との差は縮められていないのだという事を痛感しました。(前回の)ソチオリンピックで全敗してから4年間、ずっと一緒に切磋琢磨してきたチームメートやスタッフ、関係者の方々、そして応援していただいた全ての方々に感謝しています。ありがとうございました」
・獅子内美帆
「(前回の)ソチオリンピックでは全敗という悔しい結果で終わり、世界との差を痛感しました。その悔しい思いがあったからこそ、この4年間はつらいことや厳しいトレーニングも頑張ってこられました。しかしメダルにはまだまだ力不足でした。ここまでみんなでメダルを目指して頑張ってきたのでとても悔しいです。その中でも前回と違い2勝することができたので、成長できた部分もあったと思います。ここまでたくさんの応援、サポートありがとうございました」
■バイアスロン
・立崎幹人
「上位を狙うには実力が足りませんでした。射撃では時間をかけずに確実に命中させる技術や精神力、スキー滑走については特に体力面で大きな差がありました。競う相手のことよりも、自分のやるべきことに集中し、自分に勝つことが何よりも大事なことであると感じました。強い選手ほど競技を楽しんでいる姿が見られたので、自分も結果のことばかりではなく、楽しむ余裕が持てる実力と心の強さがあれば、もっと違う世界が見えてくると思います。たくさんの方々に応援していただきありがとうございました」
・立崎芙由子
「(オリンピックに)出場させてもらえたのに、バイアスロンの一番の魅力である射撃の楽しさを、日本人選手から伝えることができずとても悔しいです。しかし、競技中はとても楽しく滑ることができ、幸せでした。
メダリストの言葉を聞いていると、勝ちたい気持ちと勝つための準備が自分には足りていなかったと痛感しました。他の国の選手はオンとオフの切り替えと、結果が悪かったときも次に進むのがうまいといつも思います。たくさんの方々に応援していただき本当に感謝したいと思います」
・田中友理恵
「たくさんの方々に応援していただきましたが、納得のいくレースができず、期待に応えるような結果が残せずに悔しいです。自分の課題が多く見つかったので、レベルアップできるようにまた挑戦していきたいです。
オリンピックは他の国際大会よりも選手同士の交流を強く感じました。また、決勝のシーンで選手がお互いを讃え合っているのが感動的でした。これまで応援してくださった方々に本当に感謝をしたいと思います」
・三橋李奈
「目標としていた結果には到達できませんでしたが、この舞台を経験することができたのは監督コーチの指導や家族の理解、地元の応援等たくさんのサポーターがいてくれたからだと本当に感謝しています。これまでは自分主体で競技に専念してきました。オリンピックという素晴らしい舞台に多くの子どもたちが夢を持てるように、スポーツの楽しさを微力ながら伝えていきたいです。
海外遠征をしているシーズン中も他競技の大会をテレビで応援していますが、オリンピックでは日本チームという思いがより強く感じられ、メダル確定の瞬間やメダルセレモニーを観た時には本当に感動しました。応援してくださったたくさんの方々に感謝したいと思います」
・古谷沙理
「ベストパフォーマンスができれば何かが起こせる! と挑んだオリンピックでしたが、届けたかった喜びを届けることはできませんでした。しかし、ここに至るまでたくさんの方々に見守っていただき、活動してきた日々に悔いはありません。
ここに至るまでに“できるようになることの楽しさ”、そして“自分が誰かの喜びになれること”を学びました。今後は私が誰かの笑顔を作れるように、そして笑顔の種を増やせるように、たくさんの方々と携わっていきたいと思います。
やっぱりオリンピックは特別な場所なのだと感じました。応援してくださった多くの方々、本当にありがとうございました」
・蜂須賀明香
「レースはあっという間だったと感じました。長い距離でも一瞬に感じさせてしまうのがこの大会なのかなと思いました。個人として他の国とのレベルの差を感じましたし、チームとしてもいろいろなことを改善していかなければいけないと感じました。4年後にまたこの大会に戻って来られるように、1つ1つの課題をクリアしていこうと思います。たくさんの方々に応援していただいたことに感謝しています。ありがとうございました」
以上
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