ロンドンオリンピックのバレーボール女子3位決定戦が行われ、日本が韓国を3−0とストレートで下し、1984年ロサンゼルス大会以来、28年ぶりの銅メダルを獲得しました。
以下は試合後の選手のコメントです。
■木村沙織選手
本当に……本当によかったなと思います。しっかり最後まで試合ができたのがよかったですし、今まで積み重ねてきたものが結果につながってよかったなと思います。絶対今日の一戦は負けたくなかったですし、メダルがあるのとないのとでは全然違うので、絶対に(メダルを)持って帰りたい気持ちでいっぱいでした。全員が強い気持ちで戦えたと思います。(終わった瞬間は)ホッとしたというのと、今までオリンピックでのメダルを目標にずっとやってきたので、それが結果につながって本当によかったなと思います。
■荒木絵里香選手
このチーム、このメンバーで戦える最後のゲームということで、自分を信じて、みんなを信じて戦いきろうと話して、その思いがゲームにつながったと思います。今まで自分のふがいないプレーで迷惑をかけてきたので、今日は思い切りやろうと。(勝利の瞬間は)みんなの思いが形になって、その喜びしかなかったです。
■竹下佳江選手
とにかくメダルを取れて最高に幸せだなと思います。代表に入って10年近く、いろんな指導者、仲間とやってきて今の自分があると思います。いろんな経験をさせてもらったことがすべて出しきれればと思い、常にコートに立っていました。誰よりも苦い思いをたくさんしてきていますし、何かチームのために力になればと常に思ってやってきました。
■迫田さおり選手
うれしかったです。勝ったことがうれしくて、本当によかったです。この試合で3位、銅メダルが決まるので、悔いのないように自分の力を全部出しきろうと思ってスタートしました。(スタメンは)正直、不安や緊張もあって、どういうゲームになるんだろうと思っていたんですけど、真鍋監督がスタートでいくと決めてくれた以上、自分の役割を絶対に果たしたいと思いました。テンさん(竹下選手)とかが「大丈夫、頑張れ」って背中を押してくれたので、チームのメンバーから背中を押してもらって取れた点だったと思います。
■佐野優子選手
オリンピックでメダルを取ろうという目標でスタートして、このチームで3年半やってきて、最後にそこにたどり着けてよかったです。(海外移籍など)全部ひっくるめて自分が選んだ道が正しかったんだなと思います。(母には)メダルを見せてあげたいですし、バレーを始めたときから応援してくれたので、一緒に喜びたいです。
■大友愛選手
(現役)復帰してからいろんなことがあってここまで来られたので、長かったんですけど復帰してよかったなと思います。またこうやって大好きなメンバーと日の丸をつけて戦えてうれしく思います。日本の代表として、被災地の宮城県の代表として、何より支えてくれた家族や娘に恩返しをするためのオリンピックだったなと思います。最後にメダルが取れて結果を出すことができました。背中を押して送り出してくれた家族に感謝の気持ちがいっぱいです。
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