3度目の五輪は無念の結末を迎えた。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(25)=クラレ=は「ゼロからの再出発」を掲げ、4年間で飛躍の完成度を高めてきた。しかし、4位で2大会連続のメダルに届かず「私の頑張りが足りなかった」と涙を浮かべた。
18年平昌五輪は全ての力を出し切って3位。海外勢の台頭を実感し、現状維持ではもうトップレベルで戦えないと悟った。
諦めず、自分を信じてジャンプを磨き続けた4年間。試合後には「いいこともあれば、悪いこともあった。いろんな感情がこみ上げている」と振り返った。表彰台には立てなかったが、その軌跡こそが成長の証明だ。(共同)
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