射撃のライフル射撃に出場する福島實智子選手、小林晋選手、松田知幸選手、山下敏和選手と岸高清監督が、8月7日夕方、オリンピック選手村で記者会見を実施。岸高監督が「バルセロナオリンピック以来となる、6つ目のメダルをぜひ日本に持ち帰りたい」と語ったあと、各選手がそれぞれの抱負と意気込みを語った。
現在、世界ランキング1位の松田選手は、「トップであることを意識していないし、気負いもないが、1位をプラス思考の材料にすれば、メダルも夢ではない」と、平常心で臨むことを強調した。
同じくランキング5位の山下選手は、「現在はワクワク感と恐怖感が混じっている状態だが、試合は楽しみにしている。ねらうのはもちろんメダル」と語り、本番が待ち遠しいようだった。
「自己ベストを出して、メダルに届くようにしたい」という小林選手、「あえて目標は挙げないが、最低でも自己記録を更新したい」と語った福島選手は、ともに静かに闘志を燃やしているように見えた。
また、どの選手も競技会場の広さや豪華さに驚いたようで、松田選手は「非常に射撃しやすい会場」、福島選手は「射撃競技に強い中国だから、力の入れ方が違う」と感心していた。
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