8月17日のレースを前に、15日午後、女子マラソンの土佐礼子選手、中村友梨香選手、高野進監督、鈴木秀夫コーチ、武冨豊コーチが、JOCジャパンハウスで記者会見に臨んだ。
冒頭、高野監督が「両選手とも順調に調整を進めている」と状況を説明。続いて土佐選手、中村選手がそれぞれ抱負を述べた。
土佐選手は「自分のすべてを出せるような走りをして、粘ってゴールしたい。コースについては、プレ大会で走ってイメージはあるが、状況をみて走る。レースは自分との戦いになる」と、冷静な中に闘志をみせていた。また、北京の暑さについては、「困ったなと思った。もっと悪条件になってほしい」と笑わせ、鈴木コーチも「土佐選手の持ち味を生かせるので、どんどん暑くなって条件が悪くなればいい」と語っていた。
中村選手は「ここまで故障もなく、予定された練習ができている。レースでは自分の力を出し切れるよう、最後まで頑張る」と語り、武冨コーチは「練習は順調。少し緊張しているが、それがいい方向にでることを期待している」とつけ加えた。また、北京の暑さについては、「日本の方が暑いと感じた」と、不安がないことを強調した。
写真提供:フォートキシモト
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