柔道男子100kg超級で金メダルを獲得した石井慧選手に、8月16日午後、JOCジャパンハウス1階のメイン会場で、福田富昭日本代表選手団団長から団長賞が贈られた。石井選手は、会場に詰めかけた来場者や関係者、報道陣から大きな拍手で迎えられ、少し緊張した面持ちで、福田団長から記念の盾を受け取った。その後、記念植樹と記者会見に臨んだ。
記者会見で石井選手は、金メダル獲得から一夜明け、「うれしいというより、ホッとした安堵感の方が強い。早く日本に帰りたい」と話し、「日本(柔道)のプライドを見せつけられてよかったと思う」とつけ加えた。
今後については「日本に帰ってからゆっくり考える。今は無になっている状態」としたが、「体はすぐに動かして、いつでも試合ができる状態にする」と答えていた。
今回の金メダルで世界最強になったかとの質問には、「フランスのリネール選手をはじめ、対戦したことがない選手が大勢いるし、世界には強い選手が山ほどいるので、自分はまだまだ」と謙虚に答えていた。
写真提供:フォートキシモト
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