8月20日午前、全競技日程を終えた体操男子の鹿島丈博選手、冨田洋之選手、内村航平選手、中瀬卓也選手、沖口誠選手、坂本功貴選手と、具志堅幸司監督が、JOCジャパンハウスで記者会見を行い、大会を振り返った。具志堅監督、各選手の発言は以下の通り。
具志堅幸司監督
「北京オリンピックに向けて、Aスコア(難度)を上げることと、着地の強化をテーマに8回の合宿を行ってきたが、結果をいえば全体で60点くらい。ギリギリの合格点だ。反省点は、失敗しない演技に全エネルギーがいった結果、着地がなかなかうまくいかなかったことだ。しかし、選手はよく頑張った。今は御苦労さまといいたい」
鹿島丈博選手
「みんなで勝ち取った銀メダルで、価値がある。この舞台にこの仲間と立てたことを誇りに思う」
冨田洋之選手
「合宿を重ねてチームワークがよくなった。(そのチームでの)銀メダルを本当にうれしく思う。中国に大差をつけられたが、結果には満足している」
内村航平選手
「団体、個人で銀メダルを獲得でき、初出場としてはできすぎだと思う。いい経験もできたし、強い中国(を超える)という目標もできた。ロンドンオリンピックでは、強い日本をアピールして、団体の金メダルをねらいたい」
中瀬卓也選手
「長い合宿をともに過ごしたメンバーで、銀メダルを獲ることができたことを、何よりもうれしく思っている」
沖口誠選手
「銀メダルを獲れてうれしい。(試合では)緊張したが、これもいい経験と考え、次は精いっぱい自分の力を出せるようにしたい」
坂本功貴選手
「全員がケガもなく試合に出場できてよかった。金メダルが目標だったが、必死の結果の銀メダルなのでうれしい」
写真提供:フォートキシモト
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