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2004.08.23 オリンピック

【自転車】日本、チームスプリントで銀メダル獲得!

【自転車】日本、チームスプリントで銀メダル獲得!
チームスプリントの銀メダル獲得は日本の自転車競技史上初

8月21日、自転車トラック競技開催2日目。日本はこの日行なわれたチームスプリントで、オリンピックにおける日本の自転車競技史上初となる銀メダルを獲得した。日本のメダル獲得は1980年ロサンゼルス大会(坂本勉・スプリント銅メダル)1996年アトランタ大会(十文字貴信・1kmタイムトライアル銅メダル)に続いて3度目。銀メダルは過去最高位となる快挙だ。

チームスプリント予選。第1走者に長塚智広選手、第2走者に伏見俊昭選手、そして第3走者に井上昌己選手という不動の布陣で臨んだ日本は、ここで44秒355という好タイムを出し参加12チーム中3位につける。このタイムは、今年5月の世界選手権で出した45秒219の日本記録(250mトラック)を1秒近く上回る日本新記録だ。
これで勢い付いた日本は、次の1回戦では予選タイムを上回る44秒081の驚異的とも言えるタイムで対戦相手オランダを下す。この1回戦は2チームずつ4組が対戦し、勝ったチームがタイム順に1−2位、3−4位の決定戦を行なう勝ち上がり方式。日本は結局勝った4チーム中2番目のタイムで1−2位決定戦行きが確定。同時にこの時点で金か銀かのメダル獲得も決定した。
その決定戦。相手は予選を44秒251、そして1回戦を43秒955という日本以上の驚異的なタイムで勝ち上がってきたドイツ。レースは2周目までほぼ互角のペースで進んだが、最終的には第3走者に1kmタイムトライアルの前世界チャンピオンのニムケ選手を擁するドイツが競り勝ち金メダル。日本は銀メダルとなった。

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