8月22日、陸上競技4日目、女子マラソンが行われ、野口みずき選手が見事金メダルに輝いた。また、土佐礼子選手は5位、坂本直子選手は7位と、オリンピック初出場の3人が揃って入賞という快挙を成し遂げた。
スタートは現地時間18:00。気温35度という過酷な条件の中で始まった。日本の出場選手3人は、中盤まで先頭集団につけていたが、野口選手が27キロ過ぎの登りでスパート。その後は2位に上がってきたヌデレバ選手(ケニア)に差を縮められるものの、一度も抜かれることなく独走。2時間26分20秒で、ゴールテープを切り、前回のシドニー大会の高橋尚子選手に続き2大会連続の金メダルとなった。
途中の36キロ地点で、世界記録保持者のラドクリフ選手(イギリス)がリタイアするなど、きびしいレースのなか、土佐選手は5位、坂本選手は7位と出場3選手全員が入賞。日本女子マラソン選手のレベルの高さを世界に見せた。
2位はヌデレバ選手、3位はアメリカのカスター選手。
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