8月22日、ソフトボールの8日目、1次リーグの3、4位チームで行う準決勝で、日本チームは中国を延長の末1−0で破り、3位決定戦に駒を進めた。20 日の中国戦ではオリンピック史上初の完全試合を達成した日本の上野由岐子選手。中国とは2戦目となるこの日も、激しい投手戦が繰り広げられたが、上野選手が投げ抜き、勝利を呼び込んだ。
そのわずか5時間後には3位決定戦を行い、オーストラリアに3−0とされ、日本の3位が決定した。この試合の先発は高山樹里選手。5回に、先頭打者をヒットと失策で3塁まで進めてしまい、四球などで満塁にした後、二塁打を放たれ一気に3−0に。結局、最後までこの3点を巻き返すことができなかった。
日本は銅メダルで終わったが、中国戦などで見せた選手一丸となった日本チームの粘りは、必ず次の北京大会につながると確信できる戦いぶり。選手たちのひたむきさが伝わったソフトボールは、今日で幕を閉じた。
優勝は全勝のアメリカ。シドニー大会に続く3大会連続金メダルに輝いた。
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