レスリング競技最終日は29日、男子フリースタイル3階級の決勝などが行われ、前日の予選リーグを勝ち抜いた60kg級の井上謙二選手は、準決勝でジョーカー選手(イラン)に延長の末に4−5で惜敗。3位決定戦へまわった。
銅メダルをかけたフェドリシン選手(ウクライナ)との闘いは、一進一退の末に延長戦にもつれ込んだが、6分45秒、6−5で勝利した。田南部力選手に続く銅メダルを日本にもたらした。
各階級の優勝者は、フリースタイル男子60kg級がクインタナ選手(キューバ)、同74kg級がサイキエフ選手(ロシア)、同96kg級がガチャロフ選手(ロシア)。74kg級を制したサイキエフ選手は1996年アトランタオリンピック以来2大会ぶり2度目の優勝で、世界選手権5度の優勝と合わせ7度目の世界一となった。
関連リンク
CATEGORIES & TAGS