36年ぶりのメダル獲得を狙うサッカー男子日本代表は、12日夜(日本時間13日未明)、1次リーグB組でパラグアイと対戦。3−4で敗れ、手痛い黒星を喫した。
試合開始早々の5分に、守備のミスから先制点を奪われた日本は、22分に小野伸二選手のPKで追いついたものの、その後立て続けにパラグアイにゴールを決められ、1−3で前半を終えた。後半からは那須大亮選手に代えて松井大輔選手を投入。守備的MFの阿部勇樹選手をDFに下げて、阿部選手の位置に小野選手、トップ下に松井選手という布陣で臨んだ。この采配が功を奏し、中盤に安定感を取り戻した日本は、小野選手が再びPKを決めて2−3の1点差とした。しかし、パラグアイのトーレスにミドルシュートを決められまたも2点差に。81分には途中交代した田中達也選手のクロスを大久保嘉人選手が決めて再び1点差とし、その後も果敢にゴールを狙ったが得点には及ばなかった。日本は15日に優勝候補のイタリアと対戦。1次リーグ突破の正念場を迎える。
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