メダル獲得へのサッカー男子チームの挑戦が終わった。
8月15日(日本時間16日)、初戦を落として崖っぷちに立たされていた日本は優勝候補イタリアと対戦。昨シーズン、セリエA得点ランク2位のジラルディーノ選手をはじめとした、一流の個人技を展開するイタリアの攻撃を止めることができず、2−3と敗れた日本は、1試合を残して1次リーグ敗退が決まった。
初戦のパラグアイ戦と同様に、立ち上がりの失点が響いた。3分にデロッシ選手、 8分にジラルディーノ選手と開始早々に2失点。日本はいきなり窮地に立たされた。21分には阿部勇樹選手が見事なFKを決めて1点差に詰め寄ったが、36 分に再びジラルディーノ選手にヘディングシュートを決められてしまった。
1−3で折り返した後半戦からは、FW田中達也選手を投入。前線を3トップに変えて攻勢に出た。ゴールにはならなかったが、後半開始直後には、松井大輔選手がDFの裏に飛び出しGKと1対1に持ち込む場面も見られた。その後も、小野伸二選手と松井選手を起点にFW3人が積極的な攻撃を見せたものの、人数をかけたイタリアの守備と、最後の決定力不足に欠き、ゴールを奪えたのは後半ロスタイムになってから。高松大樹選手のヘディングシュートで2−3としたところで、試合終了のホイッスルが鳴り、日本の1次リーグ敗退が決定した。
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