8月15日、女子シングルス2回戦から、日本代表選手団最年少の福原愛選手が登場。フルセットの末、4−3でミャオ・ミャオ(オーストラリア)に勝ち、3回戦進出を決めた。
福原選手は、立ち上がりの緊張を突かれて2セットを先取される苦しい展開。しかし、その後は徐々に緊張もほぐれ、相手を左右に大きく揺さぶる本来の福原選手のペースを取り戻し、3ゲームを連続奪取した。6ゲームを相手に取られた最終7ゲームは、ミャオ選手に傾きかけた流れをタイムアウトで呼び戻し、見事振り切った。
15歳の高校生が経験するはじめてのオリンピック。「応援がすごかった。すごいほっとしました」と話す福原選手の表情には、大舞台の厳しさが伺えると同時に、オリンピックデビューを白星で飾ることのできた喜びに、安堵の表情も見えた。
福原選手と同じ女子シングルス2回戦に出場した藤沼亜衣選手は、ウー・シェ(ドミニカ共和国)との試合で、セットカウント4-0のストレート勝ちで3回戦に進出した。
男子ダブルス1回戦では、新井周、遊澤亮組がアルジェリアのペアに4-0でストレート勝ちし、2回戦に進んだ。
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