8月18日、水泳の5日目、競泳男子200m平泳ぎで北島康介選手が2分9秒44のオリンピック記録を出した。スタートから快調に飛ばし、50m、 100m、150mと1度もトップを奪われることなくそのまま逃げ切る会心の泳ぎ。2位に1秒36の大差をつける圧勝劇だった。これで100m平泳ぎに続く2つ目の金メダル。史上初となる競泳日本選手の1大会個人2種目制覇を達成した。同種目の日本選手優勝は1956年メルボルン大会の古川勝選手以来、 48年ぶり。ライバルのハンセン選手(アメリカ)は2分10秒87の3位だった。
また、女子では200mバタフライで中西悠子選手が2分8秒04の3位に食い込み、銅メダルを獲得。日本女子の同種目のメダルは初。優勝は2分6秒05をマークしたイェジェイチャク選手(ポーランド)だった。
これで今大会の日本競泳陣のメダルは5個(金2、銀1、銅2)となり、1956年メルボルン大会、1960年ローマ大会と並んだ。
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